取扱説明書
初めて着用する場合、あるいは数日間ぶりに着用する場合は、リューズを手動で巻くことをお勧めいたします。
日常生活の元で、腕時計を着用した際の手首の動きは、スプリングを絶えず動かし続けるので、自動的に巻き上げが行われます。

1. リューズを図 lll の位置まで引き出します。
2. 時計回りにリューズを回して、午前または午後まで含めた時刻を合わせます。
3. リューズを図 l の位置に戻します。
日付の設定
1. リューズを図 ll の位置まで引き出します。
2. 時計回りにリューズを回して日付を合わせます。
3. リューズを図 l の位置に戻します。
午後10 時から午前 2 時の間、日付を調節しないでください。
この間は、日付の自動変更モードが作動していますので、
ムーブメントを損傷する恐れがあります。
ビデオを参考にして、小さなドライバー、釘やすり、または(鈍い)ナイフ等の適切なツールを使用して、バックス部内側のクランプを開閉して長さを調節します。
LOG には、計算スケールのついた2つのリングが備わっており、数字が大きくなるほど、目盛りの幅が狭くなっています。各々の目盛りは数字の対数に対応します。
掛け算の例 : 2 x 4 = 8
外側のリングの矢印を内側のリングの 2 に合わせます。
外側のリングの 4 を見ますと、内側のリングが 8 を指しています。(写真1)
割り算の例 : 8 : 2 = 4
この場合は、操作を逆に行います。
外側のリングの矢印を2に合わせ、内側のリング 8 に合わせますと、回答である 4 を示します。
全ての目盛りに数字が表示されているわけではないので、前後で読み取ってください。(写真2)。また10 進法を使用しているので、1は10、100、1000、0.1、0.01にもなります。
この計算尺は様々な単位の計算ができるので実用的です。異なる通貨の換算や、長さを簡単に設定し、一度設定したら、改めてリングを回して設定し直す必要もないので、操作がシンプル。例えば、為替レートが 1ユーロ= 1ドル10 の場合、外側のリングの矢印を内側の 1.1に合わせますと、どんな額のユーロでもドルに換算して、即時に読み取ることができます。



リング上の赤い矢印を分針が指した時点でカウントダウンが終了します。
画像は30分のカウントダウンの例です。


外側リングで セカンド・タイムゾーン (写真では 7:08 am) を読み取ることができます。

